省エネ性能へのこだわり

省エネ・ゼロエネを目指す家づくり
近年、地球環境問題に加えて、原子力発電の稼働停止による問題において、家を建てる方にとっても節電や省エネの意識が高まっています。
これらをきちんと考えて作られる家を「ゼロエネ住宅」や「スマートハウス」と呼ばれ始めていて、最近になって大手ハウスメーカーがCM等で大々的にPRしています。
しかし、その定義はあいまいで、ただ太陽光発電をつけた家をスマートハウスと呼ぶ会社も存在します。
このような背景の中、国土交通省は新築住宅の新しい基準を作り、2020年以降は省エネ義務化を決定しました。
私たちラボワットが考える省エネ・ゼロエネ住宅のコンセプトは明確です。
家自体の性能を向上し、しっかりと省エネの仕組みを考えて、できるだけ消費エネルギーを削減した上で、快適に暮らしていける家をつくること。
その次にゼロエネ住宅であれば、削減しきれなかった一次エネルギー消費量に見合う創エネ設備を設置すること。
それは、ずっと前から高気密高断熱にこだわり、家そのものの品質と基本性能にこだわってきた、ラボワット建空間だからこそ実現できる家づくりだと思っています。
ZEH(ゼロエネルギーハウス)への取り組み

私たちが断熱性能の良い家づくりを始めたのは2003年ごろからになりますので、もう10年以上前のことになります。
当時は高気密高断熱住宅は時期尚早の感(湘南エリアではなおさらです)が強く、家を造る立場の人だけでなく、家に住む人からも支持されないことが多くありました。
そのような中で、地球温暖化や日本のエネルギー問題などを踏まえ、ようやく国も住宅の性能基準を整備されています。
私たちも今まで培ってきた知識と経験をこの機会に整理し、あらたに将来に向けてゼロエネ住宅に取り組んでおります。

ZEHとは、一般住宅で消費される一次エネルギー消費量をできるだけ小さくして、削減できなかった一次エネルギー消費量よりも、創生されるエネルギー量の方が大きくなる(ネットゼロ)住宅のことです。住宅で消費されるエネルギーは、暖房・冷房・換気・照明・給湯の各項目の合計で算出されます。
ここでラボワットのZEHへの取り組みとして
① 暖房・冷房のエネルギー消費量に大きくかかわる断熱性能を向上させる。
UA値(外皮性能)0.34以下とする。(基準値は0.87)
② 一次エネルギー消費量を20%以上削減。
③ 最後に削減できない一次エネルギー消費量に相当する量を太陽光発電に代表される設備で創エネし、ゼロエネをクリア
また、ZEHの受託率の目標を以下とします。
・2016年度 10%(実績0棟)
・2017年度 10% (実績nearlyZEH 25%)
・2018年度 25% (実績nearlyZEH 25%)
・2019年度 40%
・2020年度 50%
2017年度よりZEH住宅戸数を毎年増やしていき、2020年度には過半数の住宅がZEH住宅となるように計画していきます。
ZEH住宅を検討されている方は、性能だけでなく住み心地の良いZEHを実現できるラボラットにお問い合わせください。