心地よい暮らしのための
建築の技術(高気密高断熱)

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断熱性能のこだわり

 高い断熱気密性能を誇るダブル断熱性能

ラボワットでは、住み心地の向上と建物の耐久性を両立させるための技術として、「ダブル断熱工法」を標準採用しています。
「ダブル断熱性能」とは、「外断熱工法」をベースに、更に壁体内に断熱材を充填する、「外断熱」+「充填断熱」のダブルで建物を断熱する、高い断熱性能を実現する工法です。
一般的に使われている「充填断熱」のみの建物と比較して、断熱される部分が大きいので、当然ですが数値的にも高い性能を実現できます。
また、ラボワットのダブル断熱工法は、外断熱工法をベースにしていることも大きな特徴です。建物を外側からもすっぽりと包むように断熱材を施工することで、断熱性能だけではなく気密性能にも優れた家になり、家の中どこにいても、冬暖かく夏涼しい、省エネで快適な暮らしが可能になるということです。 

UA値0.26 C値0.3以下を実現可能な優れた断熱気密性能

その断熱性能レベルは、窓の大きさ等で多少前後しますが標準的な建物でも「 UA値0.34」、高スペック仕様で 「UA値0.26」という数値をクリアする、非常に高い性能を持っています。
(※UA値とは断熱性能を表す数値で、値が低い方がより断熱性が高い。温熱環境性能の長期優良住宅レベルでも神奈川県でUA値0.6以下であり、0.34という数値は北海道地方でもHEAT20G1レベルとなる数値です。
更にUA値0.26となると 断熱等級で最高等級となる7等級となり、 HEAT20ではG3レベルという最高クラスの性能を誇ります。…下記の別表参照)

また、気密性能においても、全ての現場において必ず気密測定を行い、その性能を確認しており、その性能を表す「 C値でも0.3以下」という優れた数値を発揮しています。
充填断熱工法のみでも気密断熱性能を高くすることは不可能ではありませんが、施工レベル等によってばらつきが出てしまう可能性もあり、その信頼性は万全では無いと言えます。
優れた品質の施工をしているので、コスト的には安くはありませんが、住んでからの数十年のことを考えると、快適で耐久性の高いこの外断熱をベースとしたダブル断熱工法にこだわりたいと考えています。

新しい断熱性能等級にも対応し、標準仕様で等級6をクリア、さらに最高等級7を可能にします

2022年10月から国の定める「住宅性能表示制度における断熱性能の等級」が変わることになります。
これまでは等級4(UA値0.87)が最高等級だったのですが、更に高いレベルの等級(5.6.7)が新設されることになります。
長期優良住宅の基準もこれまでの等級4ではなく、等級5(UA値0.6)をクリアすることが条件となります。
ラボワットでは、等級5は当然として、標準のダブル断熱仕様で等級6(UA値0.46)をクリア、更に窓の性能などを上げることによって、等級7(UA値0.26)も可能としています。

地域区分 1・2地域 3地域. 4地域 5地域 6地域 7地域
代表都市 札幌市 盛岡市 秋田市 新潟市 鎌倉市 藤沢市
等級4 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87
等級5
0.40 0.50 0.60 0.60 0.60
0.60
等級6 0.28 0.28 0.34 0.46 0.46 0.46
等級7 0.20 0.20 0.23 0.26 0.26 0.26
HEAT20 G1 0.34 0.38 0.46 0.56 0.56 0.56
HEAT20 G2 0.28 0.28 0.34 0.34 0.46 0.46
HEAT20 G3 0.20 0.20 0.23 0.23 0.26 0.26
地域区分 1・2地域 3地域. 4地域 5地域 6地域 7地域
代表都市 札幌市 盛岡市 秋田市 新潟市 鎌倉市 藤沢市
等級4 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87
等級5
0.40 0.50 0.60 0.60 0.60 0.60
等級6 0.28 0.28 0.34 0.46 0.46 0.46
等級7 0.20 0.20 0.23 0.26 0.26 0.26
HEAT20 G1 0.34 0.38 0.46 0.56 0.56 0.56
HEAT20 G2 0.28 0.28 0.34 0.34 0.46 0.46
HEAT20 G3 0.20 0.20 0.23 0.23 0.26 0.26

結露を抑え、耐久性にも優れた外断熱工法がベース

そして、私たちがダブル断熱においても外断熱にこだわるもう一つの長所が、「耐久性」です。
建物の耐久性を落とす大きな要因は壁の中で起こる「結露」ですが、充填断熱工法のみの場合、気密断熱性能が高くなればなるほど、中と外との温度差によって壁の中で結露を起こす可能性が高くなります。そこで起こる結露の水分が木材を腐らせる大きな原因になるのです。
特に金物を多用する現在の構造仕様では、その金物部分がヒートブリッジを起こし、そこで結露する事例も増えています。
外断熱工法では、その金物部分も含めて外から断熱しますので、壁の中には温度差が生じず、結露が起こりにくい構造になるわけです。
このように建物の耐久性においても、この外断熱工法はとても優れた工法であるのです。
ラボワットが提供する住宅については、全てこの外断熱工法をベースに建築しています。
その長所を活かした空間提案と豊富な施工の経験が、心地よい暮らしを実現するための裏付けなのです。

外断熱工法の特徴

充填断熱工法の特徴

全棟「気密測定」を実施

ラボワットでは全てのお客様の家の「気密測定」を実施しています。断熱性能は設計段階で数値化できますが、気密性能は工事の品質によって差が出ます。
気密性能を表す数値をC値と言いますが、ラボワットでは最低でも0.3以下の優れた気密性を確保しています。
 
気密測定の様子
 
気密性能が低い家では、隙間から空気が漏れてしまうことで換気が計画的に行われず、汚れた空気が家の中に淀んでしまう可能性があります。

気密性能を高くすることで、吸気と排気以外から空気が漏れずに、計画換気がしっかり行われます。その効果で家の中の空気が絶えずきれいな空気となることになります。家の中に新鮮な空気を保つためにも、ラボワットでは気密性に優れた家をご提案したいと考えています。

この気密測定は公開で行う場合もありますので、ご興味がある方はぜひご参加ください。

熱交換型第1種換気を採用

住宅の快適性を高めるためのもう一つの重要な性能が「換気性能」です。
ラボワットの家は、気密性能が優れていることで。計画的な換気が実現されて、家の中の空気をいつもきれいにしてくれます。
気密性能が高ければ、排気のみを機械で行う「第3種換気」でも十分に換気がされますので、室内の空気はいつも新鮮になりますが、更に住み心地を向上させるためには「熱交換型第1種換気」もお勧めしています。
「第1種換気」は「吸気」も「排気」も機械で行い、そこに「熱交換型」を採用することで、冬も夏も室内の気温を変えることなくい、快適な暮らしを実現しています。

 

第一種換気システムを採用
一種換気システムの採用
 
第一種換気システムのしくみ

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